四十路だけど ばかやろう

40歳のおっさんブログ。挑戦の記録。MEC食、FXトレード、アフィリエイト、読書、エッセイ、時に妄想!

50万円の価値の言葉「確率には過去も未来もない」マーチンゲール法の贖罪!

今から20年以上も前の話で、記憶もそんなに定かではない。

お金をかけたことは間違いがない。あんな馬鹿げたことをなぜしてしまったのかと、思い出すと悔しい思いもする。

 

競馬の話である。20歳代の若者が50万円を失った話である。

パチンコやスロットは機械であり、何か操作されているのではと勘ぐってしまうので、好きではなかった。

友人の何人かはその機械が好きで、毎日のように通っていた者もいた。勝った負けたの話は盛り上がって、酒のつまみにはもってこいだった。

 

その点、競馬は週末だけである。毎日はしたくてもできない。しかし、その週末に向けて、色々と作戦を練ることができた。

 

私が今の職場に勤めてから、5年が経過して仕事にも人間関係にも慣れた頃、いつも競馬の予想の話をしていた先輩がいた。

 

先輩は決まったスポーツ新聞を購読していた、その新聞独自のスピード指数と呼ばれるものを使って予想していた。

 

スピード指数は0から100で表されて、早い馬ほど100に近いといったものだった。

1着に来る確率も記載されていて、1位の指数は50%といった具合である。

50%だとすると、2回やって1回はくる計算かと、当時は単純に思っていた。

 

聖杯を求めたのである。

 

ある仮説を立てて、指数2位の馬が最大で何連敗するものなのか、1位と2位との差が10以上あった場合の勝率などを、当時購入したパソコンのエクセルに1年以上のデータを打ち込んだ。

 

投資法のマーチンゲール法というものがあると知った。これは、その先輩から教えてもらったものだ。

連敗が止まった時点で利益が出る。

100円から賭けて負けても次に倍の200円を賭けると、400円になり、それまでの賭け金を取り返すことができる。

もし9連敗した場合、10回目の賭け金は71,200円。2倍のオッズが当たった時は142,400円で、それまで賭けてきた金額が142,300円。利益がたったの100円。

2倍のオッズで来た場合は、常に100円の利益。ハイリスクローリターンなのである。

 

私は、ある法則を見つけて、マーチンゲール法こそ最強の賭け方と錯覚した。ハイリスクでも勝てばいいのだ。

そもそも9連敗はしない。

 

50万円を準備して独自の理論で開始したのである。

 

検証したこともあって、順調に資金を増やしていくことができた。聖杯を見つけた気分だった。

しかし、確率というものは残酷なのだ。今までのデーターにはない連敗の波がやって来たのである。

9連敗を経験。10回目に賭ける勇気はなかった。仕切り直したが、それまでの負けを取り戻そうと賭け金をアップしてスタートした。

そしてまさかの連敗。あっけなく50万は消えてしまった。

 

確率というものを身を以て学んだ。確率は過去なんて関係ないのだ。

1,000,000,000回コイントスすれば、表が連続して200回続いて、そのあとに裏が200回続けば確率50%という考え方ができる。

 

しかしだ、

 

確率というものは、1回目に裏がでる確率は50%。

1,000,000,000回目に裏がでる確率は、それまでに表が何回連続で出ていたとしても、50%。

 

50万円を失って得た言葉。

「確率には過去も未来もない。その1回1回に確率は生まれる」