四十路だけど ばかやろう

40歳のおっさんブログ。挑戦の記録。MEC食、FXトレード、アフィリエイト、読書、エッセイ、時に妄想!

トライが楽しい、エラーも楽しいボクシング

 ボクシングの楽しさってなんだろう。練習はきついし、パンチを受けると痛いし。

 幼い頃からの憧れだったボクサーに近づけるという楽しみ、嬉しさがある。それとは異なる、何か病みつきにさせるような魅力がボクシングにはある。

 その正体、最近ぼんやりと見えてきた。

 

 ボクシングを始める前は、パンチをスラスラとかわせるんじゃないか、とかパンチ力がすごくあって、ジムの人を驚かせてしまうんじゃないかとか。そんな妄想をしていた。

 というのも、野球でキャッチャーをしていて、ピッチャーの球を受けている時に、目を瞑らなくても大丈夫な人間だった。ファールチップをヘッドスリップで避けることができたし、キャッチャーフライは異常な反応で捕球できた。筋肉トレーニングをしていたので、同年代の男性と比較して筋肉はある方だと思っていた。

 

 実際にジムでも基本練習を同年代の人とやってみて、

(俺っていけるんじゃね)

 と心の中で思っていたのである。

 マススパーと言って、寸止めでパンチをお互い当てずに出し合う練習があるのだが、

パンチが見えて、ほとんどかわせているという実感があった。

 

 ジムに入ってから、3ヶ月ぐらいが経過した頃、ジムの会長から、

 

「実力を試すために、私とスパーリングしましょうか?」

 

 とうとう実践練習である。自分がどれくらいできるのか試す時がきた。

 少しの不安があったが、それを上回るたっぷりの自信。そんな心境だった。

 

 会長はヘッドギアもつけずに余裕な感じだった。心の中で、

(なめてもらっては困りますぜ。会長)ニンマリ。

 

 ピピピッ! タイマーがジム内に鳴り響いた。緊張は意外としていない。体も軽い。

 

 いける!

 

 バシッ! バシィッ!

 

 ジャブが、当たりまくる!

 

 会長のジャブが、私の顔面にヒットしまくり・・・

 10発ジャブを打てば、10発当たる。全弾被弾・・・かわせない。

 

 私の頭の中はパニックである。

 あれ、おかしい、こんなはずでは、と必死でかわそうとしているのだが、会長のジャブは全て私の顔面を捉える。

 

 1ラウンド目が終了。

 

 パンチはかわすことができなくとも、攻撃をしようと切り替えて、パンチを出しまくろう!

 しかし、ひらりひらりと会長はパンチをかわしていく。

 

 一発も当たらない・・・

 

 3ラウンド目はスタミナ切れで、フラフラ状態・・・

 

「最初はこんなものですよ」と会長。

 

 パンチをかわせなかったのはなぜか、ぱんちが当たらなかったのはなぜか。

 それを自問自答して練習した。

 

 攻撃重視の練習からディフェンス重視の練習に切り替えて、パンチをかわすテクニックの反復練習を繰り返した。

 そしてマススパーで試す。

 少しずつかわせるようになってくる。

 

 この場面では、このパンチを打って、この場面では、こうディフェンスして、とその場にあったシュチュエーションを考えて、練習してということを繰り返す。

 

 考える(作戦を練る、構築)

 ↓

 反復練習(作戦のリハーサル)

 ↓

 マススパー(作戦の検証、試す)

 ↓

 スパーリング(作戦の実践)

 ↓

 考える

 

 

 この繰り返しが、たまらなく楽しい。

 

 作戦を考えている時は、パンチをかわして反撃というビジョンが出来上がって、少し強くなった気がして。

 で、反復練習でもビジョンどおりになって、いけると思ったけど、実戦でダメだったりして。

 で、ダメなところを直して、実戦でうまくいって、トライアンドエラーの繰り返し。

 

「おお、今のいい感じでかわせた」

 

 という経験がとても嬉しいのである。

 

 トライするのは、当然ワクワクするし、きっとうまくいくと思ってやっているので、楽しい。

 エラーは、考える喜びを与えてくれる。どうして作戦がうまくいかなかったのかと考えるのもまた楽しいのである。

 

 

 読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

こちらの過去記事も、よければ読んでみてください。

www.oyajiborn.info

 

 

トライアンドエラーの実践

自分を劇的に成長させる! PDCAノート

自分を劇的に成長させる! PDCAノート

 

 

ボクシングで参考になった本 

まったく新しいボクシングの教科書―誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる!

まったく新しいボクシングの教科書―誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる!