四十路だけど ばかやろう

40歳のおっさんブログ。挑戦の記録。MEC食、FXトレード、アフィリエイト、読書、エッセイ、時に妄想!

STOP自殺 みんなで守ろう! 大切ないのちのポスター好きだけどなあ。

 すごくいいポスターだ。

 

 

 みんなで守ろう大切ないのち。キャッチコピーも好きだ。

 将来自殺しようと考えた時に、このポスターを思い出そう。

 

 って、あれ、撤去された見たい。残念。

 私みたいに、将来自殺を考えた時に、思いとどまる人が1人でもいたら、効果はあったのではと思う。

 

名古屋市自殺対策連絡協議会で、遺族の自助グループのリメンバー名古屋自死遺族の会代表幹事花井幸二さん(50)が「身近な自死を防げず、自責の念に駆られている遺族をさらに追い込む」と指摘

 

 冷たいようだが、追い込まれるかどうかは、遺族の問題なのではないか?

 このポスターを掲示したからと言って、追い込まれた遺族がどうなるかより大切なものを考えられなかったのだろうか?

 

 命を守ろうとあるのは、自殺をみんなで防ごうという気持ちになる人もいたであろうに。

 

 交通事故死の遺族は、こんな事故をもう起こして欲しくないと、飲酒運転撲滅や暴走行為を排除しようという運動をしたり、命を守ろうという行動をすることがある。

 その行為を尊重するし、個人的にとても好きである。

 

 

 

 

Imagine all the people Living life in peace

 

 くたびれたスーツのサラリーマンがポスターを眺めている。

 ポスターには、

 「STOP自殺 みんなで守ろう! 大切な命」

 そう書いてあった。

 

 平日の終電間際でホームには人気がない。

 

 コツ、コツ、コツ

 

 力のない足音がホームに響く。

 無精髭を伸ばした学生風の男がベンチに近づき、肩を落として座った。

 

 ポスターを見ていたサラリーマンは、それを横目で見ている。

 座ったのを確認し、また、ポスターに目をやった。

 

 ホームには蛍光灯の唸声。

 

 ブーン、ブーン、ブーン

 

 その音を切り裂くように、

 

 カツ、カツ、カツ

 

 ベンチにサラリーマンが近づいて座った。

 

 何か一言二言、言葉を交わしている。

 

 ブツブツ

 

 そのうちに、

 

 シクシク、シクシク

 

 ガタン、ガタン 

 

 ヘッドライトの光がチラッとホームを照らし、2人の顔をチラッと照らす。

 男は泣いていて、サラリーマンが、肩に手を優しく置いている。

 

 車両がホームに停車した。

 ヘトヘトに疲れた顔の女性が降りて、男性が降りて、酔っ払いが降りてホームから消えていく。

 

 ホームに静寂が訪れた。

 

 蛍光灯がポスターを明るく照らしているホームには誰もいない。

 

 

 それから幾日かが過ぎ去った。

 

 終電間近のホームに足音が響く。

 

 コツ、コツ、コツ

 

 柱の前で、男が止まった。

 そこには、何も貼られていない。

 男は、近くにあるベンチに、肩を落として座った。

 携帯の画面を覗き込む。

 仄暗いホームで、男の顔が携帯の光でボウっと浮いている。

 

 ガタン、ガタン

 

 男は力なく立ち上がる。

 

 

 

 

 オヤジボーンの妄想でした。

 

 声を上げる人に過剰反応する世の中から、音なき声が聞こえる世の中にして行きたいものである。